ずっと残っていること

今日は、少し個人的な記憶のお話です。

かつて、とても近い関係だった友達がいました。

一緒に笑った時間も、たくさん話した夜も、確かにそこにあった人です。

その人は、薬物使用から完全には抜けられず、時間をかけて少しずつ少しずつ性格が変わっていくような…以前とは違う反応や言葉が増えていきました。

はっきりとした境目があったわけではなく、気づいたら、もう別の人のように感じる瞬間が増えていました。もう、以前のように関われないと感じる場面も増えていきました。

近くにいる者として、それを見続けることは簡単なことではありませんでした。

何が正解かわからないまま、関わり続けること自体が静かに消耗する時間になっていきました。

この前、関係を絶っていたその人から久しぶりに電話がありました。

声は以前よりも落ち着いているように聞こえて、少し安心した半面、どこか変わらなさに緊張を感じている私がいました。

電話を切った後、「もう過去のこと」と割り切れるほど時間は優しくはありませんでした。心配や悲しみというより、言葉にならない重さが今も体のどこかに残っています。

どうにもならないことがある。関わっても、距離を取っても、完全に消えるわけにはゆかない記憶がある。

それでも、なかったことにしないで、こうして言葉に置いておくことをしてみようと思いました。

エイルセラピーをオープンすることは、もう会うことはできないかもしれない人たちのことも含めて、これまで出会ってきた大切な人たちを、自分の中にそっと置いていくことなのかもしれないと感じている夜です。

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