誰もいない雪の野原に寝っ転がって空を見上げたことがありますか?
美瑛の森でそんなことをしてきました。
そこはきっと一人で行くような場所ではなかったのだと思います。
ガイドさんと一緒に行くような場所なのだろうと思います。
でも一旦・・・その道に入ってしまうと・・・もう後戻りする気持ちにはなりませんでした。
人、一人の足跡があるにはあるけれど、その日の足跡ではなさそうだし、その足跡が途中で途絶えてしまったらどうしよう・・と思いつつ進む雪の一本道はちょっとした冒険のようでした。
なにしろ、誰もいない、通らない。
30分くらい歩いた時、出会ったのは鹿の家族でした。
お互いに少し驚いて、そして見つめ合って、また互いに通り過ぎた時間は、一瞬だったと思うのですが、今思い返してみても胸がどきどきします。
それは、まるでファンタジーの世界に迷いこんだような時間でした。
さらに歩いていくと、
美瑛川の方へ分かれる道があって、その途中に小さな雪の野原が開けてきました。
空は真っ青で、雪はきらきら光って、空中にはエネルギーが溢れているのがわかります。
そこに寝転んで空を見上げると・・・もう自分が何者でもない、ただこの世界で息をしているだけの生きものみたいな、境界が溶けるような感覚になりました。
その感動の後は、雪、冷たいんですけどね^^;
ChatGPTによると、
今回の「境界が溶けるような」私の経験は、特別なことではないようで、
世界の自然文化の視点でみると、かなり原型的な体験だということでした。
そして、
歩いて、立ち止まって、寝転んで、空を見る、
これは昔の人の旅の仕方に近いそうなのです。
え!って思います、昔の人と同じって。
でも、同時に、セラピスト視点から考えてみると、
そういう旅の仕方には癒しがあるだろうということです。
心が満足する体験を得られるなら、身体も強くなるし整うのではないかしらと。
歩いて、立ち止まって、寝転んで、空を見上げる。
ただこれだけのことですが、
こんな旅もおすすめです。

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