2回続けて、音叉セラピーについて感じていることを書いてみたいと思います。
1回目の今回は、音叉セラピーと筋肉との関りについて。
音叉セラピーは、エネルギーワークのような側面もあり、また多くの方が眠ってしまうほど深くリラックスできるセラピーでもあると思いますが、今日は、筋肉や神経筋とのつながりも含めて、少し書いてみようと思います。
筋肉がほぐれること自体は、もちろん悪いことではありません。ですが、ほぐれればそれで十分かというと、私はそうは考えていません。
その場で筋肉の緊張がやわらいでも、動き方が変わらなければ、また同じ負担がかかってしまうことが多くあります。
私が見ているのは、筋肉そのものだけではなく、その筋肉が動きの中でどのように使われているか、ということもあります。
例えば、脚を外側に開きながら、股関節まわりに音叉を充てることがあります。こうしたときに、単に硬い筋肉を緩めることだけではなく、その動きの中で、どのように使われると身体にとって楽で、無理が少ないのか、そうしたことも感じています。静止中ではなく、動作中に音叉を使って入力することによって、筋の使われ方や、防御の出方を再調整しようとする方向性を観察することもあります。
音叉のよさのひとつは、強い刺激を入れなくても働きかけられることです。手で押すと防御が入りやすい場面でも、音叉だと抵抗なく入ることが多いのです。
そうして身体のバランスや感覚の土台を整ってくると、その先の運動や筋力作りだけでなく、痛みや負担の少ない動きやすい身体で日常を過ごせることへつながっていくのではないかと思っています。
筋肉をほぐすことだけでなく、身体が楽に、なめらかに動けること。そういう変化につながるセラピーでありたいと、そう思っています。


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